20171014

本心

半端に冷えた夜明けのベッドで
うつ伏せの本が添って眠る
本の活字が浮き沈みを繰り返すので
文字がいくらかまともでない

文字を読むと雨に濡れた音が聞こえる
窓から洩れ入る風が沁みる
夜営の細胞が戯れにテストをするんだ
少しばかりの馬鹿の楽しみといって

数時間前の夢ならとっくに忘れてしまった
ノートの空白が私を映す
仄暗い微笑みがぎこちなく見える

さらけ出すのはいやだ!
互いのまなざしに言葉をかぶせ
傘をさすみたいに避けなくちゃいけない






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