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20170831
草野
峰の色気が伝わる曇天の空
通り過ぎるのを知っていながら
風に耐える草野を心に刻んだ
女の陰の染みたままの心に
雨そして今 電灯の熱が点く
時針が九時を指した
玄関を風が叩く
女は横になって眠っている
その背中を見るだけで
話すことはできない
目を瞑るとしよう
それから幾月が経ち
刻まれた草野に花が咲いた
秋めく言葉が心地良い
おーい
こちらを見ている
刻まれた草野に鹿を見つけた
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