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20170707
神妙な
夜雲の膜の薄明かりで
月の寝床を知る。妙なる風の吹いて涼しい夜、 足音が何処からともなく聞こえる。はじける氷の音で水の量が増した。指先で机を叩けば虚しく音が鳴った。月が時折その姿を露わにし、非常なる記憶を喚び覚ます。覚醒の朝よろしく眩しき印象が心に映ったのも、やはり風のように消えてゆく。人もまた、昨日の盃を残して。
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