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20180806
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⇒ THE ART OF 1685
20180727
季節
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暑夏、厳冬が膨らみすれば、春秋随に身を隠し、季節を辿って幸する感性もただただ惰性の如くそらに呟く。愛しき四季は念頭になく、顕著に揮う色々も疎らにうつり散る。か細く鳴く虫よ、それは何のための歌なのか。空を覆うほど鳴く蝉よ、それは何のための歌なのか。季節は混濁として攫み処なく、耳に轟...
20180708
七夕の雨
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七月は七夕の日。木漏れ日もなく、真夏の太陽が夢の場を照らして、私は燃えながら眠っている。まぼろしの外では雨が不断に降り、時計だけが月日のめぐりを教えてくれる。
20180608
NEXT DAY
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夜がしんみりと過ぎて、月が黒衣のすき間をゆく。午前三時を過ぎて、夜寝に静まった幾千の部屋のなかにまだ明かりの点いたのがある。それが私の部屋です。電機の光りと指の躍りで、営む世界があります。忙しない梅雨の随に月が現われるので、どうも憂き沈むのは相応しくない。そうしてこの時間を心地の...
20180606
NOCTURNE
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6月の雨に濡れ、冷たい夜が深くなるにつれ、憂い身を潜めて目を瞑る者。音楽は寝床に就く。夢のなかでも私はきっと走りまわって、必死の奔走が乾いた土を雨と共に弾かせ、轍に水のたまるように夢の痕跡に水面が張る。誰の為のものでなければ、この夢も幻に過ぎない。貴方に送る私の言葉はいつかのそれ...
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