20171206

線分

耳は原点から遠く離れた距離をもち
音楽の奥で鳴るサイレンが分かる
鼠捕りの罠に引っかかるとしても
沈黙する獣のようなわたし

このこころ見遣る人もなければ
あの呼吸に耳を傾けることもない
部屋の全てを言葉で満たす
それが不可能なままであるといい

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