20171204

煙突

冬の記憶は熱力の素だ
その煙突はどこまでも続く
まるで部屋の幾百の写真が
一階の暖炉で燃やされている

深い呼吸につられて暗くなる時計
独りで耐えぬくこともなかろうか
此の冬一等の月明かり
此の夜一人の赤き血を鎮める

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