20171109

無常の心根

モノが同じ言語で話している
目があったとして私は挨拶する

あれは今年の二月だった
インク壺から流れる過去

それと同じ瞳の色
つぶらな星のかがやきを見る

モノが同じ言語で話している
暗くて何も見えないランゲージ

それはガラスの向こうの彼女だ
まちさかりのみちを闊歩して往く
もみじがキャンバスを埋める

夜長のあくびが風を吹かし
月の懐深しとわかる
それと同じ心の底
夜更けのオレンジがしみわたる









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