20171008

過ぎゆくもの

幾代の隙間にひとつだけ
不思議がポツとありました

眠れぬ夜に見た空に
月のまるく輝いて
それを照らしてありました

幾代の隙間にひとつだけ
今宵の道がありました

波行く背中を見た夜の
ひとり寂しさ乗り越えて
それを愛づるは己が道

ひとの瞳にそっくりの
白い灯りの薄き膜
まるく秘かに綿のよに
まぼろし包んで夢をみる

覚えて忘れるこの街の
鳥の見下ろす配電盤
あっちこっちの蛍光が
ひとの背中に息を吐く

幸と不幸のかたちして
ガイア過ぎゆく渡り鳥
日常の黒染みへ
この世を壮大にせる翼を広げ
飛び立ちてゆく












0 件のコメント:

コメントを投稿