20171018

夜の底

秋の夜長の声とよみ
睡夢久しく ぼんやりと
角なる柱状 月よ何処

清らかなりし倒月(さかづき)の
飽きぬ心も つかのまに
残り少なの 年の尽き

下垂る黄花の
盛り越えて 曙を待つ
かげもとの焰

今夜は深き水底の
空唯だ黒く 揺れている





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