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20161223
不思議な日
薄紫の夜空に延びる
数知れぬ梢の線が
夜の闇を吸い取ったみたいに
真っ黒で
嵐の嘶きが枝を揺らすと
暗闇にひそむ泪が
トン と落ちてくる
岩絵具が砂時計のように
水たまりの中へ落ちていく
日だまりの格別の友なる寒雀が
異国の砂を探して翔び立った
その夜のこと
暖かい風の喨々たる声は鳴り続け
私はまるで太陽の夢のなか
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