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20180727
季節
暑夏、厳冬が膨らみすれば、春秋随に身を隠し、季節を辿って幸する感性もただただ惰性の如くそらに呟く。愛しき四季は念頭になく、顕著に揮う色々も疎らにうつり散る。か細く鳴く虫よ、それは何のための歌なのか。空を覆うほど鳴く蝉よ、それは何のための歌なのか。季節は混濁として攫み処なく、耳に轟く多声の歌が漂うように浮き沈みする。
20180708
七夕の雨
七月は七夕の日。木漏れ日もなく、真夏の太陽が夢の場を照らして、私は燃えながら眠っている。まぼろしの外では雨が不断に降り、時計だけが月日のめぐりを教えてくれる。
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