20180516

確かさを求めて

くろがねの皮に触れて、水辺を散歩する。触発するものは何もない。心地が良いというだけで、それだけで充たされる時間。そのあいだ、さながら書斎の学者のようにわたしの心は記述する。静けさは無音でない。そよ風の、あるいはせせらぎの空気に触れるよろこび。暁のさえずりが水のように染みる。かくも愛おしき自然よ、確かさという針はお前には苦しかろう。

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