1080
20170104
燃ゆ
燃えよ 過ぎ去りし たわむれ
降れよ 定められし すがた
咲けよ そよ鳴きし しらべ
太陽の利き手に春芽のこうべ
人が利得の流れに沿って
飛ぶ鳥 落ちる夢の限り
蛋白質の作用 ゆるやかに
巖の上の在る者の
おもかげ遠けき時の歌
鳥路に立ちぬ 鷲視の向こう世界
矢を放てば 落ちてしまう
的の見境なく
生も死も
太陽も 月もない
科学の瞬きを数え
期して待ち
死に絶えゆく人生の
頭の中の下書き台
多く残りし土塊を
溶いて砕いて見もせずに
焔さかりの口許へ遣る
燃えよ 過ぎ去りし たわむれ
瞳に映る 道が私のそれ
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