20160214

風夜行

言葉なき詩が風を吹かす
原初の夜の國産みに
流れし手紙 小揺れし春
人むらなく
静かな夜半の琵琶の音と
震える葉っぱの心根を
霞み眼もて重ね見る
風夜行 人生を過ぎ行き
何ものも残さず
灯火は消える
人は眠る

0 件のコメント:

コメントを投稿