1080
20160214
風夜行
言葉なき詩が風を吹かす
原初の夜の國産みに
流れし手紙 小揺れし春
人むらなく
静かな夜半の琵琶の音と
震える葉っぱの心根を
霞み眼もて重ね見る
風夜行 人生を過ぎ行き
何ものも残さず
灯火は消える
人は眠る
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