20170910

羞らいの奥に

表現への羞らいは芸術の問題だ。実直な、迸る表現から歪んだ、難解な表現への移行あるいは逃避があるとすれば、それは現代芸術に至るまでの美学の揺れと、そして劣等感からの脱却という羞らいの問題を含むに違いない。「芸術は人生の、あるいは人類の役に立ち得ますか。」という質疑に真正面から応えようとしなければならない。芸術というごく小さな運命の中には、あゝ何が見えましょうか。「道無き道を往く」えゝ海が見え舟が見え、そして大きな島が見えます。

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